授業の予習、復習をしている小学生の割合
家で小学校の授業の予習、復習をしている子がどのぐらいいるのか調べてみました。
予習と復習ではどちらをしている小学生のほうが多いかも気になりますね。
文科省の全国調査結果をもとにまとめました。
2人に1人以上は学校の授業の復習をしている
元となったデータは文部科学省が毎年4月に小学校6年生を対象に行っている全国学力調査です。このときに行う児童へのアンケートで予習や復習についての質問もありました。
【質問】
家で次のようなことをしていますか。
- 学校の授業を予習している。
- 学校の授業を復習している。
【選択肢】
- している
- どちらかといえば、している
- あまりしていない
- まったくしていない
予習、復習それぞれの結果が下記のとおりです。
選択肢 | 予習 | 復習 |
---|---|---|
している | 16.7% | 23.6% |
どちらかといえば、している | 26.6% | 31.7% |
(以上の合計) | 43.3% | 55.3% |
あまりしていない | 37.5% | 30.5% |
全くしていない | 19.0% | 14.2% |
予習と復習で比べると復習をしている子のほうが多くなっています。
復習は「している」「どちらかといえば、している」の合計が55.3%で2人に1人以上は家で復習をしていることになります。予習は、やや少なく43.3%。
小学生のうちは復習中心というのが、この数値からもわかります。
まずは復習から
ただ、まったくしていないという小学生も少なからずいます。
学校の授業だけで内容を理解できているのなら良いのかもしれませんが、テストの点数がイマイチだというなら、やはり家での勉強も必要です。
まずは復習から始めるのがオススメ。
勉強に慣れていない小学生の場合、予習は何をすればいいのかわからなくなってしまうからです。復習であれば、学校の授業でやったことを繰り返せばOK。それだけでも効果があります。
2人に1人以上はしていることですので、特別なことではありません。
予習までは手が回らないとしても、せめて復習は家でしておくのが良さそうです。