小学生保護者が塾選びで重視すること1位は?
学研教育総合研究所が小学校1年生から6年生までの保護者を対象に行った調査で「塾選びで重視することの1位」になったのは「評判(口コミ)」でも「料金」でもありませんでした。
何だったかわかりますか?
小学生保護者が塾選びで重視すること1位は「通いやすさ」
この調査は「小学生白書」というもの。1年生から6年生まで男女100名ずつとその保護者を対象に行い、地域的な偏りが出ないように人口比率に応じて全国から回答を得ています。
【質問】塾選びで重視するものは何ですか。3つまでお選びください。
順位 | 重視すること | 割合 |
---|---|---|
1位 | 家からの通いやすさ | 58.2% |
2位 | 料金 | 54.8% |
3位 | 評判 | 43.0% |
(出所:学研教育総合研究所「小学生白書2018年9月版」)
料金、評判を抑えて1位となったのは「家からの通いやすさ」でした。
学年別にみると低学年の保護者のほうが「通いやすさ」を重視する割合は高いのですが、小学校6年生の保護者でも54.0%と2人に1人以上が通いやすさを重視しています。
確かに塾の帰りが遅くなると心配ですよね。
冬は暗くなるのも早いですし、小学生が一人で帰るのは危険も伴います。
中学受験塾などでは保護者の送り迎えの車で塾の近所からクレームが来るという話もあります。そこで、車での送り迎えができないとなると通いやすさを重視することになると思われます。
- 単に自宅から近いかだけではなく、交通の便が良いか?
- 自転車で通うなら途中に危険な道はないか?
なども確認しておく必要がありそうです。
通いやすい塾がないなら代替手段も
通いやすい塾がない場合は家庭教師や通信教育を検討してみるのもイイかもしれません。
どちらも保護者世代が小学生だった頃とは大きく変わっています。
通信教育はタブレットやインターネット学習で充実してきています。
ネットでスグに質問出来るサービスなどもあります。
また、家庭教師もかつては「お金持ちの家の子」がつけるものというイメージがありましたが、最近はリーズナブルなものも増えています。
昔のイメージのまま選択肢から外してしまうことなく、現在のモノを確認してみることをオススメします。