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大学入試の試験方法が変わることの影響は?

文部科学省が2017年7月13日に現在の大学入試センター試験に代わる新しいテスト方式の実施方針を公表しました。

 

新しい方式で試験が行われるのが2020年度(2019年1月実施)から。
現在(2017年)の中学3年生からが対象です。

 

なので、小学生も新しくなった大学入試試験を受けることになります。「大学入試なんてまだまだ先」と思うかもしれませんが早めに準備しておいたほうが有利なこともあります。

 

どんな勉強をしておくほうが良いのかに絞って新テスト方式のポイントをまとめてみました。

 

マークシート方式が減り、記述式を導入

大学入試センター試験に代わる新しいテストの名称は「大学入学共通テスト」と決まりました。なので、以下では「共通テスト」と記載していきます。

 

この共通テストの変更点のポイントは国語と数学で記述回答式の問題が出題されるようになるということです(現在のセンター試験はマークシート回答のみ)。

 

表現すること、書くことが重視されるわけです。

 

記述式問題は得意不得意がはっきり分かれる傾向にあります。
作文なんて一行も書けないという人は要注意。

 

小学生のうちから書く習慣をつけておいたほうが良さそうです。
記述回答力はすぐに身につくものではありません。

 

受験勉強一年間で伸びる幅は限られています。
文章を書く力を小学生のうちからつけておくことをオススメします。

 

英語は民間の試験を活用

共通テストのもうひとつの目玉は英語。
英語は民間のテストを活用するという方針が決定しました。

 

これまでのセンター試験では英語ではリーディング力、リスニング力だけが試験対象となっていましたが、共通テストではスピーキング力ライティング力も問われます。

 

そのための手段が民間テストの活用。どの民間テストが対象となるかは現時点(2017年7月)では未定ですが、英検やTOEFLなどが候補になっています。

 

学校での文法中心の英語だけでは不十分
実践的な英語力を身につけておくことが求められそうです。

 

小学生のうちから英会話スクールなどで「使える英語」を学んでおくと大学入試のときも有利になるのではないでしょうか。社会人になっても役立つのであれば一石二鳥ですね。

 

小学生向けオンライン英会話


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