小学生の握力の平均値を男女別、学年別に掲載

体力テストの定番種目となっている握力について小学生の平均値がどのぐらいなのかを男女別、学年別にまとめました。

元データは文部科学省の「体力・運動能力調査（H27年）」です。
この調査での握力の測定は下記の方法で行っています。

• 右左交互に２ 回ずつ実施（右が先）
• 左右とも良いほうの記録を採用
• 左右の平均値を算出

このため下記の表の値は左右の平均値となります。

小学生の握力の平均値（単位：キログラム）

（データ出所：文部科学省「体力・運動能力調査 平成27年度」）

筋力だけにどの学年でも男子のほうが女子よりも平均が高いのですが、最も男女差が大きいのは６年生ではなく３年生のときです。むしろ、高学年になるにつれ差は縮まります。

なお、中学生になると、この差は一気に大きくなり、２．３６ｋｇ（中学１年）→５．６６ｋｇ（中学２年）→９．６２ｋｇ（中学３年）となっています。

筋力面で男女差が顕著になってくるのは中学生になってからのようです。