最も身長が伸びるのは何歳のときかを発育曲線でチェック
あっという間に身長が伸びる印象がある小学生ですが、何年生のときが一番、身長が伸びるのでしょうか?文科省の学校保健統計調査にデータが掲載されていました。
男子は小六で7.5cm、女子は小四で6.8cm伸びる
学年別に見て、1年間で最も身長が伸びるのは男子は小学校6年生で7.5cm、女子は小学校4年生で6.8cmです。中学生のときよりも、この学年のほうが身長が伸びます。
成長期というと中学生というイメージがあるかもしれませんが、身長に関しては小学校時代のようです。女子のほうが男子よりも早く来るのは成長が早いからといえます。
学年別にみた一年間で伸びる身長(単位cm)
学年 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
小学1年生 | 6.0 | 5.9 |
小学2年生 | 5.6 | 5.7 |
小学3年生 | 5.5 | 6.2 |
小学4年生 | 5.2 | 6.8 |
小学5年生 | 6.4 | 6.6 |
小学6年生 | 7.5 | 5.1 |
中学1年生 | 7.2 | 2.9 |
中学2年生 | 5.3 | 1.7 |
中学3年生 | 3.1 | 0.6 |
(データ出所:文部科学省「学校保健統計調査 平成28年度」)
男子の身長が最も伸びるのは、小学校5年生から中学校1年生のあいだで、この3年間で平均で20cm以上、身長が伸びることになります。
成長期が男子よりも早い女子の場合は、小学校3年生から5年生にかけての3年間で平均で約20cm、伸びています。女子は中学生になるとあまり伸びないのが特徴です。
ただし、あくまでも平均値です。
個人差があるので、気にしすぎないようにしてください。
男子の発育曲線(身長)
参考までに身長の発育曲線を掲載しておきます。
50%が平均値となります。
(文部科学省「学校保健統計調査 平成28年度」をもとに作成)
女子の発育曲線(身長)
(文部科学省「学校保健統計調査 平成28年度」をもとに作成)