小学生の５０ｍ走の平均タイム（男女別、学年別）データを掲載

小学生の５０ｍの平均タイムが何秒ぐらいなのかを男女別、学年別にまとめました。
足が速いほうなのかの参考にしてみてください。

元データとしたのは、文部科学省の「体力・運動能力調査」。この調査は毎年行われているもので、平成２９年度版（２０１８年１０月公表）が下記のとおりです。

５０ｍで１０秒切るのは小学校４年生以降

男女とも５０ｍ走平均タイムが１０秒を切るのは小学校４年生です。
なので、小学校３年生で１０秒を切っていれば足が速いほうということです。

小学校高学年になると女子のほうが男子を体格（平均身長、平均体重）で上回っていますが、運動能力（５０ｍ走）に関しては男子のほうが常に上回っています。

５０ｍ走の平均タイム

ちなみに、１００ｍ走の世界記録は男子がウサイン・ボルト（ジャマイカ）の9秒58。女子がフローレンス・ジョイナー（アメリカ）の10秒49。

男子は、１００ｍの世界記録と、小学４年生５０ｍ走の平均タイムがほぼ同じ。
女子は、１００ｍの世界記録と、小学３年生５０ｍ走の平均タイムがほぼ同じです。

昔より速くなっている

最近の子は運動能力が落ちているというイメージがあるかもしれませんが、2000年の同じデータと比較してみると５０ｍ走のタイムに関しては昔より速くなっています。

５０ｍ走の平均タイムの比較（男子）

５０ｍ走の平均タイムの比較（女子）