小学生で塾通いしている子の割合(学年別)

小学生で塾通いしている子の割合

小学生のうちから塾に通っている子がどのぐらいいるのかについて学年別に調べてみました。

 

なお、塾業界が公表しているデータは塾通いをあおるような業界にとって都合の良い調査方法でデータを取得しているものもあるので、文科省のデータを元にまとめました。

 

文科省のものは全国を対象にしたもので、客観性も保たれていると思われます。
参考にしてみてください。

 

小学校一年生で4人に1人、六年生で2人に1人

文部科学省の「子どもの学習費調査(平成26年)」によると、公立小学校一年生の1年間に学習塾費を支出した人の割合は27.0%。4人に1人以上となっています。

 

この割合は学年が上がるにつれ上昇し、四年生で36.8%、五年生で40.0%、六年生49.8%となっています。

 

全国平均でこの数値なので、都市部などではこれよりも高いと思われます。

 

ちなみに、私立小学校に通っている子は公立小に通っている子よりも通塾率が高く、一年生で51.8%、六年生だと76.6%とほとんどの子が塾に通っていることになります。

 

小学生の学年別通塾率
学年公立小私立小
一年生27.051.8
二年生27.460.5
三年生32.067.2
四年生36.872.7
五年生40.072.8
六年生49.876.6

(出所:文部科学省「子どもの学習費調査 平成26年」)

 

塾の費用は六年生で年間22万円

気になる塾の費用(料金)はというと、一年生(公立)で年間平均7.9万円、六年生で年22.0万円です。年22万円ということは月あたり約1.8万円になります。

 

やはり、公立に通っている子よりも私立に通っているこの方が塾代もかかり、六年生で年間51.3万円(月4.3万円)にもなります。

 

小学生の塾代平均額(年間)
学年公立小私立小
一年生7.9万円18.3万円
二年生8.3万円17.6万円
三年生11.2万円20.2万円
四年生14.4万円31.8万円
五年生16.8万円42.8万円
六年生22.0万円51.3万円

支出した人の平均額です。
(出所:文部科学省「子どもの学習費調査 平成26年」)

 

 

 

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