最も身長が伸びるのは何歳のときかを発育曲線でチェック
何年生のときに最も体重が増えるのかについて調べました。元データは文部科学省が全国を対象に行った「学校保健統計調査(平成28年度版)」です。
男子は小六で5.6kg、女子は小五で5.2kg増える
一年間で最も体重が増えるのは、男子の場合は小学校6年生のときで5.6kg、女子の場合は小学校5年生のときの5.2kgです。中学時代を含めてもこの時期が最も増えます。
ちなみに、身長が最も伸びるのは男子は小六、女子は小四です。
(参照記事:最も身長が伸びるのは何歳のときかを発育曲線でチェック)
なので、男子は身長体重とも小学校6年生の1年間がもっとも成長するタイミングとなるのに対し、女子は身長(小四)と体重(小五)で1年間のズレがあることになります。
学年別にみた一年間で増える体重(単位kg)
学年 | 男子 | 女子 |
---|---|---|
小学1年生 | 2.6 | 2.6 |
小学2年生 | 3.2 | 3.1 |
小学3年生 | 3.4 | 3.1 |
小学4年生 | 3.6 | 4.1 |
小学5年生 | 4.2 | 5.2 |
小学6年生 | 5.6 | 4.6 |
中学1年生 | 4.7 | 3.5 |
中学2年生 | 5.4 | 3.0 |
中学3年生 | 4.3 | 1.3 |
(データ出所:文部科学省「学校保健統計調査 平成28年度」)
男子の場合は、小学校5年生から中学校3年生にかけて平均で1年間で4〜5kgずつ増えていき、この5年間で約24kg(小学校2年の平均体重分)増えることになります。
一方、女子が1年間で4〜5kg増えるのは小学校4年生から6年生の3年間のみ。中学校に入ると3kg程度となり、中学3年では1.3kgしか増えません。
こちらも身長と同様にあくまで平均値です。
個人差があることに注意してください。
男子の発育曲線(体重)
体重の発育曲線は下記のとおりとなっています。
50%が平均値です。
(文部科学省「学校保健統計調査 平成28年度」をもとに作成)
女子の発育曲線(体重)
(文部科学省「学校保健統計調査 平成28年度」をもとに作成)